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奇抜な製品開発

 お客が理解できる範囲のものを提供し、それをバージョンアップする

 多くの企業が、新しい製品やサービスの開発を模索している。その場合これまでにない、全く新しい商品を開発しようとする。

 だが、苦労して商品開発に成功したとしても、これまでのお客はついてこない。商品が新しければ新しいほど、理解できないからである。

 たいていのものは、決まった「型」がある。
 カレーライスや刺身料理、焼き肉にしてもベースの味がある。料理を食べるときには、それに合わせた味覚と腹具合の準備をする。焼き肉を食べるつもりでマグロのトロを食べても、おいしいと感じない。日本酒を飲みたいのに、ナポレオンでは受け付けない。コース料理が終わって、もう一皿出されても食べきれない。舌や腹容量の受け入れ態勢が崩れるからである。
 だから「創作料理」は作り手が満足するだけで、たいていおいしくないのである。

 音楽にも、歌謡曲やジャズなどそれぞれの分野に、固有のリズムやメロディーがある。演歌を聞くつもりで、クラシックを流しても心に響かない。またテレビのコメンテーターには、外れたことを言い出す人は採用されない。このブログも、ときどき突飛なことを書くから閲覧数が増えないのだ(どうせなら、常に突飛なことを書くほうがいい)。

 どのような商品・サービスにも、お客が受け入れるストライクゾーンがある。その範囲のものを提供することで満足が得られる。

     美人薄命 

 さらに、新しい商品やサービスの場合には、つくるのも難しい。今までやったことないことをやってもうまくいかない。まずは自分の持っているノウハウ、技術を使ってできることをやる。そうやって、既存の商品分野の一角に食い込む。
 一度喰いこんだら、最後までやる。批判を受けることで、製品が鍛えられ改良が重なって、より良い製品ができる。
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