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復興大臣へのいじめ

 マスコミの仕事は、大臣をいびって話題を作るマッチポンプだった

 議員や大臣に対するいじめは、国会だけではない。
 先日、閣議後記者会見で、今村雅弘復興相がフリージャーナリストの執拗な質問に、ブチ切れ怒鳴りつけたという『事件』があった。この会見は、東日本大震災後に自主避難を行った住民への住宅無償提供が、3月で打ち切られたことに関するものである。

 大臣の不規則発言は、支援が国から福島県に移行されることに疑問を発した、記者に対するものであった。たしかに、その部分だけをTVでみると、大臣の言動としてはどうかと思う。いくら相手が無頼漢でも、乱闘寸前に至る暴言を吐くのは大臣らしくない。

      武士の目

 しかし前後のやり取りをみると、これは記者のほうにこそ問題があった。
 質問した記者は延々と、「路頭に迷う家庭に対し、どう責任を取るつもりか。」など、回答に窮する大臣に対し、国が責任を持つよう、しきりに問い詰めていた。いくらなんでもしつこい。立場の違いはあっても、完全にパワハラ、いじめである。

 大臣の立場では、自分は一生懸命やっているつもりだ。丁寧に説明した。それなのに、「弱者」の味方のふりをした記者に、無責任なことを言われる。それも繰り返しである。
 無責任な者から、無責任と言われることほど理不尽なものはない。これは怒り正すべきである。無体な輩に対しては、この程度の発言くらいあったほうがいい。なにも暴力沙汰に及んだわけでないし、かって松本復興大臣の「書いたら終わり」とは、まったく質が異なる。

 それにこの場合、あくまでも自主避難者に対する支援の打ち切りである。
 そもそも、避難指示区域外の避難者に対し住宅無償支給を行っていたこと、それも震災後5年以上も続けていたことこそ、吃驚である。やりすぎである。いつまでも支援を続けていては、それこそほんものの弱者になってしまう。いまの福島で、住めないところなど無い。


 そのうえ記者にいじられた復興大臣に対する、野党やマスコミの論調も攻撃的である。例の如く、一部分だけ切り取って報道している。偏向報道の典型例である。大臣は許せないというマスコミこそ、許してはいけない。
 こんなことでは、口のうまい詐欺師のようなものしか大臣になれない。

 さらに驚愕したのは、この執拗な質問をした記者を、「記者の鏡」と言って褒めている者さえいる。マスコミの仕事というのは、大臣のあげあしをとり、話題を自ら作って視聴率や発行部数を稼ぐ、マッチポンプだということが良くわかる出来事であった。いじめを仕事にしているのである。大臣どころか、今は首相夫人のつぶさな行動にまで目を光らせている。
 これでは金輪際、日本にいじめはなくならない。
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