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学園理事長の証人喚問

 連日ばかばかしいことで大騒ぎしたことは、国会の悪しき前例として歴史に残る

 昨日国会で、籠池理事長の証人喚問が行われた。
 なぜかいま森友学園は、国会やマスコミで異常なバッシングに遭っている。今朝の新聞も、一面トップの扱いである。たしかに学園の理事長やその夫人、長男など、つぎつぎ山師のような怪しげな人物が登場した。役者ぞろいのストーリーが展開し、国民にとっては下手なドラマより面白い。
 
 9億円の土地を1億円で購入したり、国有地の借地や分割払い、値引き、迅速な対応など、前例のない役所の対応がつぎつぎと表面化してきた。首相の昭恵夫人が、その学校の名誉校長になっていたことから、首相を引きずり下ろしたいメディアや野党が大騒ぎしている。

    モー 結構  

 しかしそもそも、いったい何が問題なのか。
 「良心的」な役人が森友学園の教育方針と社会的意義に共鳴し、小学校設立に尽力しようと思っただけではないか。いい学校なら、設立実現のためできるだけ協力しようと思うのは人道である。学校創設の規制を緩和したばかりで実績も欲しい。
 さらに、あの理事長の押しの強さには、並みの役人なんか太刀打ちできない。バブル期に、尾上縫という料亭の女将が、多数の銀行マンや金融マン相手に、数千億円の不正融資を強要した事件があった。背広組は、しつこい要請には弱い。

 また今回の「事件」では、官僚が政治家の意思を「忖度」したのではないかといわれている。まるで「忖度」が悪いかのような風潮になっている。
 これもおかしい。役人に忖度させるのが優良政治家である。
 政治家の仕事は、自らの理念に沿った社会を作ることである。その理念を具体化するのが個別の企業や学校で、政治家の意思を忖度して個別事業者を支援し、よりよい社会を実現させるのが役人の仕事である。賄賂が無い限り、政治家が役人に圧力をかけて悪いはずがない。口利きや忖度がダメなら、政治家は何のためにいるのか(国会質問は、公開口利きである)。議会で寝ているのが仕事ではない。

 だから役人は、前例のないことでも柔軟に対応すべきである。絶対柔軟対応をしていけないのは男系天皇だけで、その他のことならいくらでも忖度していい。


 おそらく100年後には、緊迫した近隣外交をよそに、連日ばかばかしいことで大騒ぎしたことが侮蔑・冷笑され、メディアや国会の悪しき前例として歴史に残るであろう。
(この事件で怪しいのは、申請書の提出先によって異なる金額が書かれていたことである。程度問題ではあるが、これもわざわざ国会で大騒ぎすることではない。)
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