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高齢者の免許更新

 手続きをややこしくすることで、高齢者が免許を維持するのを防ごうとしている

 数年前から、「福井地域交通安全活動推進委員」という長い名前の委員を拝命している。昨日その総会と講習会に参加した。総会の前に、約1.5時間の講習があった。高齢者にこんな役を押し込むのは、われわれこそ交通事故に一番近いと思っているからに違いない。その証拠に昨日は、今年から変更になった高齢者の免許維持のしくみについて、念入りに教えてもらった。

      良寛様

 それがまたややこしい。
 75歳以上の高齢者が免許更新する前には、必ず「認知機能検査」と、最低2時間の「高齢者講習」を受けなければならない。自らが予約して(更新する所ではなく)自動車講習所で受けるのである。
 この「認知機能検査」では、程度に応じ3つに分類される。認知症の疑いのある第1分類になった場合には、医師による適性検査を受ける。適性検査で認知症と診断されれば、免許取り消しである。医師にまだ認知症でないと診断された人、そして「認知機能検査」で第2分類(中間)の人は3時間の「高齢者講習」を受ける。
 また免許更新時でなくても、一定の違反行為があったときには、更新時とよく似た経路で「認知機能検査」から「適性検査」、「臨時高齢者講習」を受ける必要がある。

 これらはすべて、別途料金が必要である。「認知機能検査」こそ650円であるが、2時間の「高齢者講習」は4650円、3時間なら7550円である。また「臨時高齢者講習」は5650円と、それぞれけっこう高い。しかもこの費用は、従来の免許更新費用にプラスされる。

 認知症でなくても、高齢者にとって、この手続きは非常に面倒でややこしい。たぶん、手続きを難しくすることで、高齢者の免許更新を減らそうとする魂胆だと思う。金も入るし、うまいやり方である。
 私がこれに該当するころには、自動運転の車が普及しているであろうか。
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