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530シーベルトの活用

 デブリを分割し適切な容器に収納すれば、新時代の熱資源や殺菌装置になる

 福島第一の廃炉作業で、2号機から溶け落ちた核燃料の可能性がある黒い塊が撮影された。東電がこの画像を調べた結果、530SV/Hという高レベル放射線が発生している可能性があるという。1㎜SVで騒いでいる人は、聞いただけで卒倒するであろう。
 たしかに、致死量を大幅に超えている。この中に入れば、たちまち細胞が壊死してボロボロの体になってしまう。

 ただこれは、製鉄所に行って、溶鉱炉のなかが1500℃だと騒いでいるのと同じである。死ぬのなら火傷の方が早い。イベントの大芋鍋でも、飛び込んだら即死する。
 2号機では、燃料がメルトダウンし、圧力容器を抜けて格納容器中に散らばっている。溶けた燃料の残骸がむき出しでの状態だから、これくらいの放射線は当たり前である。530SVあるということは、水没していないと思われる。

 それに、530 SVだろうが、臨界していなければ中性子線は発していない。α線やβ線なら、薄板一枚で防御できる。γ線でも放射線を防ぐのは難しいことではない。だからきちんと防御すれば、何も危険なことはない。もとより世の中には、100%安全なものなど一つもない。

     ひよっとこ

 むしろこの貴重な資源を、有効活用することを考えたらどうか。この燃料デブリは、崩壊熱で今後数万年は高熱をだす。地球内部の状態と同じである。危険な毒物と思うから厄介なのである。デブリを有意に分割し、適切な容器に収納すれば、これとない熱源になる。集めれば資源である(使用済み燃料も同じ)。
 どうせ取り出すまでに10年単位の時間がかかる。時間はたっぷりある。

 さらにこれは、放射線源としても使える。殺菌やがん治療はもちろん、健康ランドの岩盤浴になる。とくに殺菌効果は抜群である。家庭に常備すれば、インフルエンザや食中毒が激減する。鳥インフルエンザでの大量殺戮も防げる。人間とってほんとの天敵は、細菌やウィルスなのである。

 放射脳患者にとっては荒唐無稽な話かもしれない。
 しかしこうやって人類は、危険なものを使いこなしてきた(火を使えなかったら人間の寿命は25年しかない)。多少危険でも、虎穴に入らなければ虎児を得ることはできない。猿になるか人間のままでいられるか、ここが正念場である。
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