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トランプ大統領と保護貿易

 アベノミクスの恩恵がないとぼやく企業は、このチャンスを逃してはいけない

 トランプ大統領の「ガラガラポン」の一つ、TPPの米国永久離脱が決まりそうである。代わって日米の貿易協定が見直される可能性があり、輸出超過である日本車はアメリカの圧力で苦しい立場に立たされる。あわせて、NAFTA(北米自由貿易協定)の見直しも始まる。英国のEU離脱も決まり、世界の貿易構造ががらりと変わる。グローバリゼーションの方向性が変わった。
 これらは、日本の経済や財政状況にも大きな影響を与える。

 多くの日本企業がメキシコや英国に進出しており、それぞれEUや米国への輸出拠点としている。英国やメキシコにおける優位性が無くなり、進出している日本企業の利益が圧迫される。もとより中国へ進出した企業は、経済低迷とチャイナハラスメントで青息吐息である。

       金は天下の廻りもの H27.9.26

 こうなると、日本政府の財政赤字が問題になる。企業からの税収が減るだけでなく、これまでずっと黒字だった経常収支も怪しくなってきた。日本企業の海外からの配当が減少するからである。経常収支がマイナスになるということは、日本のお金が少なくなっていくことを意味する。これが10年も続くと、デフォルトの危険も出てくる。

 一方、今後はグローバル型から、内需・ローカル型企業への転換が進む可能性がある。
 こう考えると、トランプ大統領の誕生は、中小企業にとってまたとないチャンスである。アベノミクスの恩恵がないとぼやいていた企業は、このチャンスを逃してはいけない。指をくわえているだけでは見込みない。
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