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もんじゅ廃炉の先

 自前のエネルギー調達ができない悲惨な日本を、未来世代に残すわけにはいかない

 もんじゅ廃炉の政府方針を聞いて、西川知事は不満をあらわにしている。「もんじゅの諸課題に充分な議論が尽くせたとは思えない」、「単に内外の情勢変化や抽象的な代替策の説明だけで廃止するのは納得できない」、「高速炉を安全に保守管理できる運営主体を整備すべきだ」と、怒り心頭である。

 国は県内への研究炉の新設を、地元振興策として提示した。これに対しても西川知事は、「あくまでももんじゅをどうするかであって、振興策以前の問題だ」といって、もんじゅとの引き換えを否定したという。

      怒

 仕事が遅いので有名な知事であるが、今度の対応だけは評価できる。それになにも、もんじゅを存続して地元に金を落とせと言っているわけではない。金などいらない。反対派の嫌がらせの材料に使われるくらいなら、交付金などすべて返上すればいい。

 もんじゅがとん挫して核燃料サイクルが立ちいかなくなり、自前でのエネルギーを調達できなくなった悲惨な日本を、未来世代に残すわけにはいかないのである。いまの失敗があるからこそ、技術が確立されていく。すべての技術は必ず、失敗を積み重ねながら蓄積・成長していくことを忘れてはならない。

 お金ならいくらでもある。
 たとえば、数千億円というもんじゅの廃炉予算。これを一気にもんじゅ開発に使えばいい。開発して廃炉にするのだから、同じようなものである。お金は使っただけ国内の仕事と雇用を生む。

 そして、もんじゅの運営主体を「福井県」にする。なんとか機構などという、怪しげな組織に任せてはおけない。トップがナトリウム管理に精通している必要はない。自然科学は戦争と異なり、必ず道が開けている。いまは、強い決意と意思がないだけである。
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