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トイレ戦争

 観光に力を入れるなら、激戦の「食」で競うより、「トイレ」での勝利を目指す 

 旅行や人生の大きな楽しみの一つは、「食べること」である。とくに年を取ると、次第にその方に集約していく。昔から「快食、快便、快眠」が健康で幸福のバロメーターであった。そして最近、日本国内を旅行して、改善されたと思うのは、トイレである。街中や観光地はもちろん、人里離れた山の中でも、きれいなトイレがちゃんと用意されている。

 近隣諸国だとそうはいかない、中国や東南アジアなどで、まともなトイレに入れたことはない。オリンピックの選手村でさえ、トイレでうまく流せたことがニュースになるくらいである。

     チンギスハン空港男子トイレ 平成25年6月19日

 その日本観光の長所を伸ばそうと、取り組んでいる地域がある。
 たとえば長野県では、2年前から「認定トイレ」に取り組んでいるという。「信州まごころトイレ」と銘打って観光地の公衆トイレを管理する市町村などを対象に募集し、これまでに54か所を認定した。高知県でも、4年前から「おもてなしトイレ」として認定。2014年の12月現在で694か所を認定した。

 まだ、競争相手は限られている。観光に力を入れるなら、排泄の快適さを争う「トイレ戦争」での勝利を目指す方がいい。無数の競合のいる激戦地帯、「食」で競うのは、あまりにも労が多すぎる。
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