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合否結果の決定のスピード(6月9日)

 合否の結果を出すのが遅い技術士試験は、受験者の学習効率を阻害している
 
 先日と同じようなことは、私自身がこれまで8回受けた(半分不合格)技術士試験にもあてはまる。この資格試験は、4月から5月に願書を出し、8月の初旬に筆記試験を受ける。それはいいのだが、その発表は10月の末である。つまり、筆記試験を受けてから、その合否を3か月近く待たねばならない。それから、12月~1月にかけて口頭試験を行い、最終的に合否が決まるのは、3月である。

 すなわち、筆記試験を受けて、その合否が決まるまで3か月、口頭試験を受けてから最終的に合否が決まるまで、3か月から4か月を悶々と過ごさなければならない。なんと、待機時間をあわせると、およそ7か月となる。もちろんその間を、別なことで有効に過ごすことはできる。しかし物事を進めるには、方向が見えないといけない。やっていることが無駄かどうか、半信半疑で進めなければならないからだ。たいていの場合、結果が出てから次の対応を決めたほうが、確実性が増し、効率的である。このような試験のための学習もそうである。

 この技術士試験というのは、技術部門が200近くに分かれているため、一人が数多くの技術分野の知見を習得するのに適している。これをうまく活用できれば、我が国の各技術分野が進歩し、技術レベルは大きく向上する。とくに「業際化」が進むことが大きい。ところが現実はそうなっていない。まずは、この待機時間を半分にすることだ。そうすれば、受験者の学習効率は、飛躍的に高まるはずだ。
 5~6年ごとに見直しが行われているこの受験制度は、試験内容よりも、発表までの時間短縮に力を入れたらどうか。


(もっとも、「資格試験は入試の模試とはちがう」と言われそうだし、私がどうにか文章をつくれるようになったのは、この試験を8回も受けたおかげだけどね。)

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