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ブランド力とはなにか②

 欧州におけるブランド価値の大部分は、厚かましさである  ①からの続き

 ブランド価値を高める二つ目の力は、「厚かましさ」である。
 たとえば、私がある企業へ経営支援に行ったとしよう。数時間のアドバイスで、100万円の請求書を平気で出せるかどうか。たぶん会社の方はびっくりして、「高すぎるのでそんなに払えません」となる。いろいろ交渉して「じゃあ今回は30万円にします」となれば、私の1時間のコンサル料金は、30万円が相場になる。
 これを、悪徳業者と思われずに、できなければならない。欧米はそれがうまい。

 「おもてなし」の日本サービス業は、世界のトップクラスだといわれるのに、世界からみれば、生産性が悪いとされる。その大きな要因は、日本人の奥ゆかしさであろう。本来品質のよさを価格に反映させればいいのだができない。サービスは「無形性」「同時性」であるため、とくに外国との比較がしにくい。
 
       最後の審判H26.4.28撮影

 イギリスの歴史は、世界中を植民地にして、極悪非道の限りを尽くしてきた。
 インドの植民地支配では、数百万人が犠牲になり、アヘン戦争で中国を苦しめ、オーストラリアではアボリジニを虐殺、北アメリカではインディアンを皆殺しにして略奪しアメリカ合衆国を作ったのはほんの200年前である。
 それでもイギリスは、そんなことはおくびにも出さず、「大英帝国」としてのブランドで、世界中からお金を集めている。欧米諸国も似たり寄ったりである。こんな厚かましい真似はとても日本人はできない。慰安婦問題を見てもわかる。なぜか日本の軍隊だけ、世界でいちばん悪者になってしまった。

 欧州は付加価値、ブランド価値を上げるのがうまい、というと言葉は美しいが、そのかなりの部分は、「厚かましさ」だったのである。生産性向上の核心である付加価値を向上させるには、文化的、国民的背景が非常に大きい。

                 ③へつづく
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