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日本流おもてなしの崩壊

 ブラック企業に支えられていたおもてなしサービスは、ブラックが無くなると激減する

 日本のおもてなしレベルが下がってきた、と言われるようになった。注文した料理を運ぶのが遅れ冷めてしまったことや、ウェイトレスが客席の頭越しに料理を運んだことなど、日本式サービスの劣化が、ある記事に取り上げられていた。

 しかしおもてなしとは、求めて与えられるものではない。
 そもそもサービスは、それを受ける人が多くなるほど、質が低下するという性質がある。2年前から外国人観光客が急増している。どんなに素晴らしいサービスも、与える量には限度がある。「おもてなし」サービスの低下は、供給するほうが、その受け手より少なくなってきたからであろう。

            モー 結構  
 
 したがって、いいサービスを受けたいと思ったら、受ける人が限られていなければならない。高額の代金を支払う覚悟が必要である。つまりサービスとは、本来高価なものである。時給800円のアルバイトに、日本式おもてなしを期待するには無理がある。

 それでもお客はそれを期待する。アルバイトのサービス供給者も、できる限りの顧客サービスをしたいと思う。神様であると勘違いしたお客が、いちゃもんをつけると、従業員はたまったものではない。  
 ほんとのブラックは、会社の上司ではなくお客だったのである。
 ブラック企業に支えられていた日本のおもてなしサービスは、ブラック企業が無くなると激減する。
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