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書類が人を殺す

 いまや書類は、いじめの強力なツールになっている

 今年7月に自殺した埼玉県警山岳救助隊長の警部が残した遺書から、その原因は上司のパワハラだったことが分かった。遺書には、「決裁をあげる都度、指示の内容が違う」「無視されている」など、署幹部との関係についての悩みが書かれていたという。

 この男性警部は、押しも押されもせぬ山救隊の隊長であった。周囲によると、山岳救助にかけては、最高の技術を持っていたという。
 たかが、書類作成技術が未熟なだけで、何故いじめに遭わなければならなかったのか。

      猫魂 H28.10.23

 先日取り上げた、電通女子社員や関西電力課長の自殺も、いずれも書類作成に絡んでいた。この2人は、書類作成が未熟なわけではまったくない。それどころか普通の人より、文書作りに長けていたはずである。いくら得意分野でも限度がある。周囲が、際限なく重圧をかけたらどんな人ももたない。

 すなわち、今回連続してマスコミに取り上げられた3名の自殺者は、書類に殺されたようなものである。もちろんその背景には、陰湿な人間関係がある。それを「書類作成」という形で、具体化させている。

 どんな書類でも、探せばいくらでも不備がある。書き方も千差万別で、人の好みにも大きく左右される。完璧な書類などできない。
 つまり書類は、いじめの強力なツールになっているのである。
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