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日本人の自殺

 日本人の自殺を減らすためには、適当な「わら人形」が必要である

 かって毎年3万人を超えていた日本の自殺者数が、やっと平成27年に24000人にまで減少した。それでも毎年日本人の5000人に1人は自殺している。亡くなる人のうち、50人に一人は自殺ということになる。自殺でも事故死とみなされることが多いから、実態はその数倍はあるはずだ。もっとも悲惨なのは、幼い子供たちを道連れにした無理心中である。

 さらに、今年9月に発表された日本財団の自殺意識調査によると、最近1年以内に自殺未遂を経験したことがある人が推計53万人もいるという。実際の自殺者数の20倍にもなる。国民の半数近くが、一生のうち一度は自殺未遂するということになる。また、20歳以上の4人に1人が「本気で自殺したいと考えたことがある」と答えたそうである。
 まさに日本は自殺大国である。

 また、平成27年の自殺死亡率(10万人当たりの自殺者数)が一番高いのが、秋田県の26.8。なぜか東北各県は高い。わが福井県は、幸福度日本一だけあって、15.4で低い方から3番目である。最も低いのが、大阪府の14.7である。幸福度最下位の大阪市の自殺率が低いのは、意外であった。大阪人はしぶといのだ。

            道元禅師幼少 H28.10.09

 ここで自殺死亡率と殺人の関係を見てみよう。

 日本の地域別の自殺死亡率は
 ・多い方から、秋田県、島根県、新潟県、宮崎県、山梨県、岩手県、群馬県
 ・少ない方から、大阪府、神奈川県、福井県、高知県、京都府、香川県、徳島県

 また、殺人の認知件数(都道府県格付け研究所資料より、2011年の殺人件数から)は
 ・多い方から、高知県、山梨県、大阪府、香川県、広島県、沖縄県、佐賀県
 ・少ない方から、秋田県、島根県、鳥取県、岩手県、静岡県、新潟県、長野県

 これをみると、自殺の多い地域と殺人の少ないところが、7つのうち4つも重なっている。また自殺の少ない地域と殺人の多い地域7つのうち、3つがダブる。自殺が少なくて殺人も少ないところは一つもない。両方とも多いのは山梨県だけである。これは全国から自殺者が集まる、青木ヶ原樹海があるからである。

 もちろん、殺人件数の方が自殺件数より一ケタ以上少ない。それでも明らかに、自殺発生率と殺人割合とは負の相関にある。つまり日本で殺人が少ないのは、他に向けている殺意を自分に向けてしまう、奥ゆかしい国民性だからなのだと言える。それに他人を殺すより自分を殺す方が簡単である。

 したがって日本人の自殺を減らすためには、殺されてもいい人を決めておけばいい。というわけにはいかないので、憎しみの対象となるように適当な「わら人形」を与えたらどうであろうか。じじいの決死隊が、自ら「わら人形」を志願してもいい。じじいの中には、若い女性になら殺されてもいい人が大勢いる??
 昨日書いた電通の女子社員も、誰も憎むことのできない、やさしい人だったのだと思う。
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