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若いときの疑問

 世の中はすべて、わかったつもりになっているだけ

 少し前、朝のNHKラジオで「人生の後半は答えを見つける時期だ」という意味のことを述べていた。若いとき疑問に思ったことや見過ごしていたことでも、人生を重ねていくとつぎつぎ悟っていくというものである。

 私も若いとき、青臭くいろんな疑問をもっていた。「人は何のために生きているのか」、「何故日本には天皇がおられるのか」、「人を殺しては何故いけないのか」・・・・。ここまででなくても、「何でこんなに足が痛いのか」、「放射能はとても恐ろしい」、「なぜ結婚すると子供が生まれるのか」など、いまとなってはたわいもないことを真剣に悩んでいた。

        太いお墓 H28.10.09
 
 若い時には、外面的に物質で見えるモノだけ、理屈と意識で追い求めていた。それが年取って人生の後半になると、見えるモノより見えないモノ、他人の意見を聞く数は圧倒的に増える。もちろん場数も踏む。その中で、新たな意識が構成される。

 したがって人生の終わりを迎えた今、若いとき持っていた疑問は、ほとんど解消された。つまり世の中には、わからないことの方が圧倒的に多い、ということがわかったのである。すべては、わかったつもりになっているだけである。昨日の座禅で、それを確信した。
 「人はなぜ酒を飲むのか」という疑問も、いまだに解らない。
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