FC2ブログ
RSS

避難準備情報とは

 その時が来ないと、具体的に何をすればいいのかだれにもわからない

 昨晩、宝永地区の自主防災検討会議があった。内容は、「宝永地区防災計画書」、「避難所運営マニュアル」の説明と、避難方法の検討などである。
 このマニュアルは内容ごとに3冊に分かれており、説明があちこちに飛んでわかりにくい。とても非常時に見るような代物ではない。そもそも、誰のためのマニュアルかよくわからない(そのうちわかるだろうが)。
 もっとも、マニュアルのような机上の説明だけで何ができるわけもない。そのための訓練なのである。

       ティラノザウルス

 たとえば先日(9月20日)13時41分、わが福井市全域に「避難準備情報」が発令された。この情報は、宝永自主防災組織から地域の区長と防災委委員長を兼ねている私のところに電話連絡があった。公民館を避難所として開放したというものである。ただちに、電話連絡のつく10件の各町内会長に連絡した。

 ややこしいことに、避難情報にはいくつもの段階がある。緊急性の高い方から、「避難命令」、「避難指示」、「避難勧告」とある。つぎの「避難準備情報」というのはもっともゆるく、ゴジラの発生や大雨があれば、最初の段階で発令される。福井市のHPによると、「要援護者など避難に時間がかかる方は避難行動を開始してください。それ以外の方は家族等と連絡を取り、非常用持ち出し品の用意をするなど、避難準備を開始してください。」と記されている。

 さて、連絡を受けた町内会長は何をすべきなのか。福井市HPの言うとおりにすると、すぐさま全戸に情報を流し、避難の準備をするように説得するのか。そして、寝たきりの老人や乳飲み子を抱え、一目散に公民館へ「避難」しなければならないのか。
 まさかこの段階でそんなことをしたら、逆に死人が出る。この際、死にかかっている人の手助けをするのも一理あるが、公にそんなことはできない。おぶっている小汚い老人が、私の背中で涎を流して息を引き取るのもごめんである。

 したがって、連絡を受けた私は各自治会長に「様子を見て、地域によって危険だと判断したら(自己責任で)公民館へ避難してくれ」というしかない。連絡したというアリバイ作りである。
 ほんとはこの段階で具体的に何をすればいいのか、だれにもわからない。
スポンサーサイト



トラックバック
トラックバック送信先 :