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暴力団の暴力

 今回逮捕された暴力団員に対し、他の暴力団員は感謝してやまないであろう

 昨日、東京港区のクラブで警備員を暴行し、けがをさせた暴力団の男5人が逮捕されたというニュースがあった。この暴力団員は指定暴力団山口組系の組長ら5人である。今年7月に港区のあるクラブに、組長の誕生日を祝うため入ろうとした。そこで入り口にいた男性警備員が、入れ墨を理由に入店を断ったため、5分間も殴る蹴るの暴行を加え、全治1カ月の重傷を負わせたそうである。

 これがほんとうなら、暴力団にしては思い切った「勇気」ある行動である。暴力団が一般市民に暴力をふるえば、その罪は何重にもなる。そのためこのような事件など、最近はほとんど聞いたことがなかった。

           バラ展 H26.5.25撮影

 もちろん、暴力団の暴力行為は言語道断である。
 しかしこの場合、メディアの報道は慎重でなければならなかった。
 この暴力行為の情報が、そのまま多くの一般市民に広まればどうなるか。「暴力団は、一般人に暴力しない」という、映画ミンボーから得た暴力団に対する見かたを、根本的に変えなければならない。確実に暴力団に対する恐怖が倍増する。それこそ、暴力団の思う壺である。

 暴力団からの暴力に遭う確率が宝くじより低くとも、一旦植え付けられた意識を変えることは難しい。いまだに、原発事故のカストロフィーバイアスから抜けることのできない日本国民である。「暴力団は我々に暴力する」という、常識はずれの思いが市民の頭に植えつけられてしまう。以後暴力団は、格段に仕事がやりやすくなる。
 今回逮捕された暴力団員に対し、他の暴力団員は感謝してやまないであろう。
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