FC2ブログ
RSS

経営のPDCAサイクル(6月4日)

 管理は、P・D・C・Aの繰り返しである。このサイクルが断絶すると、組織は停滞する
 
 ここで、それぞれの考え方について簡単に述べる。
【PLAN(計画)】
 経営理念や方針、ビジョンは、作っただけでは意味がない。大切なのは、組織内に徹底することである。この徹底することがどれほど難しいか、経営者は認識しておく必要がある。多くはこれがなされていない。どこの組織でも、徹底の度合いは経営者が思っているのとは、ずいぶんかけ離れている。
 まずは従業員に、面と向かって話すことである。これが一番気持ちが伝わる。繰り返し思いを伝えることによって、認識が深まる。コミュニケーションをはかるということは、単に情報を共有化するというより、価値観を共有化することだ。この面で労力やコストを惜しむようなことがあってはならない。
 ここで大切なことは、伝えるだけでなく、社員の意見も十分に聞くことである。社員にとって、一方的に話を聞くよりも、双方向で行ったほうがはるかに一体感が増す。逆にトップは、伝達する時間よりも、聞く時間を多くとるよう心がける。そうでないと、対話は一方通行になる。よくあるパターンだ。大事なことは、分かってくれているはずだという思い込みをしないことだ。
 具体的には、定期的なミーティングあるいは懇親会など、社内におけるコミュニケーションの場を、多く作ることが必要であろう。実施計画・戦略の策定プロセスにも、社員を巻き込んでいく必要がある。

【DO(実施)】
 定められた目標をめざして、ルールや計画に沿って、行動していく。また、作業改善・段取り改善など具体的な実施計画の場合には、いつまでにやります、というよりも、「○月○日の13時~18時に、実行する」というように、あらかじめ具体的な実行時刻と段取りを決めてしまうほうがいい。関係者が準備して集中すれば、それだけで実現できてしまう。
 そして、なんといっても、効率的に目標を達成するためには、職場内の5Sの実施が基本となる。

【CHECK(チェック)】
 これは、製品の検査を行うことだけでなく、顧客の満足度を測定することや目標の達成状態を調べることも含まれる。このやり方を定め、得られたデータを分析して活かすことが大切である。目標の達成状況は、少なくとも1ヶ月に1度、進捗状況と達成状況をトップ自らが確認して、見直しを行い、改善を求めていく。
 また、ルール違反には厳しく対応することが必要である。少なくとも、実行責任者にとって、できない言い訳をするより実行したほうがましだ、という雰囲気を作り出すことだ。

【ACT(アクション)】
 チェックした段階で計画を修正すべきときは、直ちに修正する。また、計画が実行できない、クレームや不良が頻発したなどの不具合が発生したときには、必ず是正処置を行い記録に残しておくことが大切である。
 計画年度の目標実施状況についても、必ず検証した結果のアクション内容を明確にし、全社に周知する必要がある。このため、定期的な(年数回)全社発表会のような場を設けることも必要であろう。

スポンサーサイト



トラックバック
トラックバック送信先 :