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日本の殺人

 人命の軽重から言えば、日本におけるほんとの問題はテロではない

 2000年には世界で年2000件だったテロ事件が、先日の大量殺人事件を含めここ数年は年間15000件にも増えた。被害者はおよそ3万人といわれる。

 もっとも世界で3万人といっても、全死亡者数の0.03%以下にしか過ぎない(ちなみに世界では最も多いのは心臓病である)。テロはどうしてもメディアの扱いが大げさになる。
 一方、日本では自殺者が毎年3万人近くいる。表に出ない人を含めたら、その数倍はいる。3万人という数字は単なる「統計」ではない。その一つ一つに必ず悲惨な背景がある。たとえばその中に、ギャンブル依存がきっかけで死ぬ人が3000人いる。実態はその数倍であろう。

 いくら頑張っても、日本だけで毎年3000人ものテロ殺人を起こすのは不可能である。
 したがって、人命の軽重から言えば日本におけるほんとの問題はテロではない。3万人の自殺であり、毎年3000人の人命を損なっているギャンブルである。

 10人殺せば殺人鬼で、100万人殺せば英雄である。日本で毎年3000人を殺している人は業界の英雄、つまりパチンコ利権の親玉である。

 そしていま日本の障害者は1000万人を超え、施設に入っている重篤者は50万人にもなる。彼らに対する支援策を打ち切るだけで、生活能力のない障害者はバタバタと亡くなっていく。だから、ほんとの英雄になろうと思ったら、政治家にならなければならない。

 さらに、全人類を殺したら「神」になる。いつの日か世界の神になるのは、われわれ日本人であろうか。
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