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「泡沫候補」の方が正論

 一点突破の政策論争が話題になれば、おもしろく健全な選挙戦になる

 東京都知事の有力3候補の主張をみると、ありきたりの内容か、ガキのサッカーみたいに保育や介護の問題ばかり追いかけている。こんなものは、聞く前から何を言うかわかってしまう。
 しかしこれは、幅広く支持を広げ、当選するためには仕方がない。

 それより、「泡沫候補」と言われている人たちのほうが面白い。彼らは必ずしも当選を目指していない。それより、マスコミが注目する都知事選という場を利用し、自分の主張を広めることを目的としている。

 たとえば立花孝志氏は、「NHKをぶっ潰す」ことを唯一の政策としている。彼は、NHK職員の年収の高さ(1800万円)や集金業務の圧辣さ、集めた放送料の使い道の杜撰さなど5分間の演説にまとめ、NHKの政見放送で述べたという。また、在日朝鮮・韓国人を目の敵にしている「極右」の桜井誠氏は、それに絡めたパチンコ規制を大きな目玉としている。よほどの差別的発言でない限り、NHKはこれらの政見放送を届けなければならない。

 そしてそれらの主張は正論であり、共感する人は多い。もちろん私も大賛成である。NHKの横暴さやパチンコの害毒は、日本の大問題である。彼らが当選しなくても、日本人の多くがこの問題に気づき、政治を動かすことができれば大成功である。

 以前の都知事選では、建築デザイナーがモーターボートを走らせたり、怪しげな発明家と話題性には事欠かなかった。それが進化し、日本の大きな問題点を突く一点突破の政策論争が話題になれば、おもしろく健全な選挙戦になるであろう。
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