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資格者の倫理規定

 脅迫的な倫理規定によって報酬が低く抑えられることがある

 多くの職業資格には、倫理規定がある。
 技術士の試験では、面接のとき必ず技術士法にある倫理事項を質問される。
 技術士の3大義務として
 ①信用失墜行為の禁止
 ②秘密保持義務
 ③公益確保の責務
  の3つである。
  そのほか、
 ④技術士の仕事をするときは登録を受けた部門の名称を表示する
 ⑤常に知識や技能の水準を向上させ、資質向上に努める


 そして中小企業診断士の倫理規定には、つぎのようなことが謳われている。
 ①名誉と信義
 ②自己研鑽と誠実性
 ③品位のある広告宣伝
 ④秘密の保持
 ⑤違法行為幇助の禁止

 ここまでは、どこにでもある常識的事項である。

 じつはこの他に、第3条として⑥「都道府県等に対する協力義務」というのがある。ここに、「会員は、国、都道府県等の公共団体及び本会等から診断業務に関する協力を求められた場合には、正当な理由がない限りこれを拒むことはできない。」とあった。
 ここまでいくと、倫理規定というより、脅迫のようである。倫理規定がやけに重い。

 「協力」というのだから、ボランティアのつもりでやれということであろう。少なくとも、決められた報酬に文句をつけるなということである。だから中小企業診断士の報酬は、公務員に比べ低く抑えられているのである。
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