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断る力の表し方

 誰かやらねばならないなら、直接断らない断り方をするのが、大人の知恵である

 ものごとを断るのは難しい。人が困っているのを見たくないからだ。お金の入る仕事でさえそうなのに、必ず誰か必要なボランティア的な仕事は、もっと断りにくい。頼まれたとき少々お酒が入っていればなおさらである。

 断る力を発揮しようと決心しているのに、いつのまにか、町内自治会長、地域の区長、交通安全推進委員、地区防災対策委員、宝愛会員など、様々なお役目を受けている。そのうえ今年は仕事も忙しい(半年ぐらい継続する仕事が5件もある)。一つ一つは大したことなくても、なにかと時間を取られる。

 そのうえ昨日行われた中学のクラス会では、次期クラス会の幹事役を押し付けられてしまった。
 5年ほど前私が幹事となって20年ぶりくらいに行われたクラス会が、その後毎年のように続いている。5年前の新鮮な懐かしさも、さすがにマンネリになった。幹事役も一回りして、誰もやる人がいなくなった。

 ただ、つぎの開催日程や場所は、幹事役の私に任されている。こんどは10年後ぐらいでもいい。そのころは、(ボケばかりになって)だれが幹事なのか忘れているであろう。それに間が空けばあくほど、クラス会は盛り上がる。たぶん死んだ人の話題には事欠かない。そもそも、自分が生きている可能性も少ない。こういう引き受け方ならいい。どうせ誰かやらねばならないなら、面と向かって断らない断り方をするのが、大人の知恵である。
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