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ドーピングはなぜいけないのか

 なぜいけないのか知らずに、頭から押さえつけられると、反発しか生まれない

 ドーピング疑惑で、ロシアオリンピック選手のリオオリンピック出場が危ない。陸上競技をはじめ、陽性になった人がわんさかいるだけでなく、悪質な隠ぺい工作を国ぐるみで行っていたことが明らかになったからである。オリンピック出場禁止は、陸上選手だけでなく、ロシアすべての競技にも適用される可能性がある。


 しかしロシアは、カナダとアメリカの政治的陰謀だと反発している。ロシア世論も、ドーピングの内部告発した選手を「裏切り者」呼ばわりしている。それに私を含め普通の人は、ドーピングの怖さを知らない。そんないい薬があるのなら、いちど使ってみたいと思うではないか。運動会のときその薬を飲めば、勝つかもしれない。
 

 格言(白河の清きに魚住みかねてもとの濁りの田沼恋しき)にもあるように、あまり厳しすぎると息苦しくなって、世の中が詰まらなくなってしまう。ロシアの選手に対して、ある程度逃げ道を用意しておいたほうが良いのではないか。そうでないと、窮鼠は何をするかわからない。

 同じことは、覚せい剤や飲酒運転にも言える。
 ほんとに禁止したいのなら、なぜそれがいけないのか、理詰めで教えてほしい。「いけないからいけない」と頭から押さえつけられると、反発しか生まれない。ロシア国民は、ドーピングなんかよりウォッカ中毒で死ぬ。そもそも、すべての薬は毒である。そう思っているからドーピング選手に寛容なのであろう。
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