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暴露記事の功罪

 ゴロツキ週刊誌が最高権力者を決めるのでは、直接トップを選ぶ選挙はありえない

 都知事候補者の鳥越氏のスキャンダルが、週刊誌に暴露された。選挙陣営には大きな打撃である。私も、鳥越氏のようなとんでもない人が、日本の首都である東京の知事になることの方が怖いし、海外にも恥ずかしい。
        
 これはスキャンダル以前の問題である。
 私が経営診断で最も重視するのが、その会社トップの素養である。トップの何を見るか。まず「経営意欲」、つぎにその方向性である「理念」、「方針」、「戦略」、「実行力」、そして「年齢」と「健康状態」である。とくに「意欲」と「健康状態」が、人体では心臓と肝臓に当たる。

 自治体のトップも同じである。
 鳥越氏の場合、自ら立候補したということで、「意欲」だけはありそうに見える(何の意欲かわからないが)。しかしその他の項目は、まるきりなっていない。とくに重要な「年齢と健康」に重大な懸念がある。トップには全くふさわしくない。

 したがって、この報道で、鳥越氏の目がなくなるならそのほうが良い。鳥越氏が都知事にふさわしいなら、これくらいの暴露記事など何でもないはずである。

       バンザイ申

 しかし、それでもこのような暴露記事には大きな問題がある。恐ろしいのは、週刊誌の暴露合戦が始まり、有力候補がつぎつぎ脱落していくことである。書かれていることが事実かどうかは別に、これぐらいのことは誰にでもある。叩いて埃の出ない人は人間ではない。誰も残らなくなって、下手すると極右である桜井誠候補が都知事に選ばれることもあり得る。

 都知事ならまだいい。いくら極右や極左が知事になろうとも、できることは限られている。これがもし、首相公選制だったらどうか。アメリカのように2年かけても、トランプ大統領が生まれる。つまり、ゴロツキ週刊誌が最高権力者を決めてしまうのである。

 いまの日本の選挙では、一部の組織票とあとはイメージだけの人気投票になっている。選挙する人たちの素養が高まらない限り、直接トップを選ぶ選挙はありえない。
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