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環境適応だけでは生きられない

 おかしな企業は、それに見合った環境に飛び込んでいくしかない

 企業は「環境適応業」だという。これはダーウィンの進化論を企業に合わせたものである。生物は、環境に合わせて進化し変化てきたから、30億年以上生き残ることができた。同じように、経営環境の変化についていけない企業は消滅する。近所の商店街では、むかし繁盛していた「八百屋」、「魚屋」、「貸本屋」など、ことごとく無くなってしまった。
 
 ところが生物学者の中には、進化論を信じない人がいる。池田清彦氏は、まず生物の変異が先にあって、その変異した生物が、その環境にあった地域に移動していったのだという。

 たとえば、クジラとカバは親戚である。むかしあるカバが、突然変異で足が無くなってしまった。そんな大きな足のない動物が生きていくためには、海に入るしかない。海に入ったら、今度は大きい方が有利である。口をあければ、魚のエサが入ってくるし、自由に動ける。次第にシロナガスクジラのように大きくなっていったという(後半は進化論のような気がするが)。

 企業も、おかしなことになってしまったら、それに見合った環境に飛び込んでいくのがいい。日本の環境に合わなくなったら、ジタバタするより、日本以外で生きられる環境を探す。そのほうが手っ取り早い。働かない社員が増えてしまったら、働かない国民の多い国へ引っ越す。相対的に、その企業は働き者ばかりになる(その代わり、その国と心中する覚悟が必要)。
 
 世界は多様である。日本でダメな企業でも、必要とされている国は必ずある。飛び出す元気があるうちの決断である。
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