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バングラデシュのテロ

 テロ被害に遭った人たちの家族は、もうこの世で失うものがない

 バングラデシュの首都ダッカで、武装集団がレストランを襲撃し人質を取った事件では、日本人7人をはじめ20人近くが犠牲になった。これまでもほとんど毎週のように、世界のどこかでテロ事件が発生。とうとう多くの日本人が巻き込まれることになってしまった。

 バングラデシュでは近年、イスラム過激思想の影響を受けた事件が相次いで発生しているという。去年10月には日本人男性が殺害された。今回も、過激派組織「イスラム国」を名乗る犯行声明が出ているという。
 「イスラム国」つまりISという、何とも厄介な鬼っ子を世界は作り出してしまった。

 ただISが関係しなくても、日本でも無差別テロは起こっている。包丁やナイフで5人、7人と殺傷した事件もあったし、車でつぎつぎ人を撥ねる殺人が後を絶たない。これらも無差別テロそのものである。日本では、銃保持についての規制が厳しいため、数十人という規模での大量殺人が起こっていないだけである。

 なぜ、これらのテロ事件が頻発するのか。
 ISや日本の無差別殺人、いずれも根本原因は「格差」と「情報化」である。グローバル経済の側面として、世界中に格差と差別、それに伴う相対的貧困が定着してしまった。しかも、ネットの普及で自分がいかに貧困か、すぐわかる。その「底辺」でうごめく人たちにとって、失うものなどない。

 したがって無差別テロに対する根本対策は、「格差」をなくすことである。
 みなが豊かになるのは不可能であるから、物理的に簡単にできるのは、みなが貧乏になることである。豊かな人を奈落の底へ落とせば、「格差」がなくなり、テロは無くなる。意識するしないは別として、テロを起こす人々はそう考えている。

 それでもほんとに豊かな人は、テロ被害になど遭いはしない。テロに遭うのは、中途半端に豊かな人である。だからどうせテロを起こすなら、世界の富裕層上位1%の人を狙うべきである。ほんとに豊かな人を、どのように引きづり降ろすのか。そこにテロの英知を結集しなければならない。

 そして、失うものがない人はまだいる。それは、テロ被害に遭った人たちの家族である。もちろん今回の日本人被害者の家族も例外ではない。そうなった場合、私なら決死隊を編成してISの本部を叩く。そのために、あらゆる手段を講ずる。失うものがない者の強みである。
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