FC2ブログ
RSS

自衛隊は人殺しか

 横並び意識が多様性を損なう。選挙戦だからこそ、中途半端な妥協をしてはいけない

 共産党の藤野保史政策委員長は、26日のNHK討論番組で、防衛費は「人を殺すための予算」と発言し、共産・社民党以外から猛烈に叩かれている。参院選挙で共闘する民進党の岡田代表さえ、「不適切だ」と非難していた。あまりにも世論の反発が大きいとみて、藤野氏は責任を取って辞任した。事実上の更迭である。

 ただこの発言は、いつも共産党が言っていることを強調しただけである。何しろ安保法案を「戦争法案」、自衛隊を「暴力装置」と言って憚らない政党である。
 したがって、簡単に撤回し謝っても、ほんとに悪いと思っているとは思えない。それに政策委員長ぐらい辞めても、責任を取ったことにはならない。

         いざ決戦

 それなら、むしろ開き直ったほうがいいのではないか。共産党が他の政党と同じことを言っていたのでは、選挙時の選択肢が無くなってしまう。もっとわかりやすく、この論点を徹底的に詰めたほうが良い。

 たとえば一部ではあるが、藤野氏の発言を容認する声がある。「その趣旨自体が間違っているわけではなく、むしろきちんと説明し、理解を得ることの方が重要だと私は思います。・・(弁護士猪野亨のブログより)」。もっともいまのところ、その「趣旨」はいくら探してもわからない。せいぜい、「集団的自衛権の行使と海外での戦闘行為によって「敵」を殲滅するための防衛予算ではなく・・(同ブログより)」ということらしいが、その前提そのものが間違っている。

 それはともかく、これは自民党の「沖縄2紙を潰せ」、「放射脳」発言のときと同じである。発言の内容が正しいかどうか関係なく、「不適切」の一言で退場させられる。桝添東京都知事のときもそうだった。

 これでは日本人の横並び意識が多様性を損ない、日本はつまらない人間ばかりの国になってしまう。
 選挙戦だからこそ、中途半端な妥協をしてはいけない。
スポンサーサイト



トラックバック
トラックバック送信先 :