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最新版ISO9001の審査から

 解釈自由の簡易版を作れば、もっとわかりやすい経営管理システムができる

 昨日、ISO9001(2015年版)構築を支援している企業の、第一段階審査が終了した。第一段階審査というのは、ISO9001のしくみができているかどうかを見るもので、数か月後に、その運用状況(おもに記録)を第2段階審査で確認できれば、認証される。

 私の最初に支援した2015年版ということで、午前中の3時間と最後のミーティングに参列した。2015年版といっても、日本語の規格書ができたのが昨年11月から今年にかけてである。したがって、審査する人も慣れていない。白髪頭でベテラン風のコンサルがついていたら、若い審査員もやりにくい。
 気まずい雰囲気の審査が終了し、第一段階は無事通過した。

            モー 結構  

 ところで、ISO9001や14001の支援を行う場合には、規格の解釈が重要である。本来なら、経営力向上のためにどうするか考えるところだが、どのように規格に合わせるかが最大関心事になってしまう。スムースに審査に合格したいので、支援される方も同じである。だから、ついテクニックに走る。

 これは、あまりにもISOの要求事項が細部にわたっているからである。版を重ねるごとに、文書化の要求は少なくなっても、要求事項は少しずつ増えている。箸の上げ下ろしや抽象的なことを要求されても、形だけの適合になってしまう。ムダの権化である。

 したがって、簡易版のISO9001を作ったらどうか。ISO14001の簡易版はいくつかあっても、ISO9001はない。解釈自由の簡易版を作れば、もっとわかりやすい経営管理システムができる。要求事項はいまの半分以下、1/10くらいでもいいのではないか。あるいは、いくつかのシリーズに分ける。

 それには、それを評価する仕組みが必要である。私が作っても、だれも振り向いてくれない。やはり権威ある規格協会などが中心になって作るべきであろう。
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