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ご近所迷惑な隣人

 懲役9年の判決こそが、裁判官の温情だったのである

 千葉県で先月、ご近所迷惑な隣人を殺してしまった人の判決があった。千葉地裁の懲役9年の判決に対し、加害者に同情的な意見が相次いでいる。

 「被害者」は、たびたび「加害者」宅に押し掛け、理不尽なことで言いがかりをつけていたという。殺人が起こったとき、「加害者」は鎌を持った「被害者」に詰め寄られ、いわれのない賠償金を要求されていた。もみ合いになり、「被害者」が頭を打って気絶している間に、池に頭を突っ込んで窒息死させたという。
 この「被害者」は、近隣住民や親戚に対しても、しばしば脅迫まがいのことをしていた。そこでこのまま死なせたほうが、世のため人のためになると考え、殺人に及んでしまったそうである。

 したがって、近隣住民からは1000人もの罪状軽減の嘆願書が届き、被害者親族の一人も加害者に同情している。ネットのコメントでも、ほとんどすべてが、懲役9年は重すぎるとしている。

 たしかにこの状況がほんとなら、加害者に同情すべき点は多い。執行猶予、或いは正当防衛の無罪でもいいと思う。むしろ「被害者」をモンスターにした、警察や福祉機関などが責められるべきであろう。

          哀

 しかし、「加害者」の立場に立ってみたらどうか。いくら相手が悪人であろうと、人ひとり殺してしまったのである。もし無罪になっても、平常の暮らしができるはずがない。
 悪名高いマスコミも押し寄せるであろうし、モンスター退治の「英雄」として、あちこち講演して歩くわけにはいかない。ほんの一部でも、心無い人からは殺人者呼ばわりされるであろう。とくに彼の親族が、肩身の狭い思いをするのは見たくない。

 そう考えたら、逆に懲役9年の判決こそが、裁判官の温情だったのではないか。9年といっても実際の刑期はもっと短くなる。ほとぼりが冷めたころ出れば、世間の騒ぎも治まっている。懲役といっても、見方によれば極楽である。すべての裁判官が無能というわけではなかった。
  あるいは、このような人たちの施設として、竜宮城を作ったらどうか。
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