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合法詐欺

 高齢者が死ぬまで騙し続けることが、詐欺氏の責任である

 「90才になって老後が心配とか、わけの分かんないこと言っている人がいる。いつまで生きてるつもりだよ」という、麻生大臣の発言があった。まさにそのとおりである。日本経済を円滑にするには、高齢者がどんどん消費する。そのための商品やサービスを伸ばす必要がある。そうでなければ、若者の働く場が無くなってしまう。

 ただややこしいのは、高齢者に対しての「合法詐欺」というのが、最近増えていることである。今年の「消費者白書」でも、高齢者が巻き込まれる詐欺的なトラブルについて注意を促しているという。その一般的な手口として、一人暮らしの高齢者宅に行って、世間話やちょっとした家事の手伝いをする。それを重ねていくうちに、信用されるようになる。そこから、次第に高額商品の販売に結び付く。

 このように、あの手この手で高齢者を信用させ、高額な商品を売りつけようとする手口は昔からたくさんある。保険や投資信託など、ほとんどそのたぐいである。あらゆる商品・サービスの売買は、多少なりとも「詐欺」の要素を持っている。

 その高齢者が、お金を山ほど持っているのならいい。鼠小僧のような所得移転の意味もあるからだ。問題は中途半端にお金を持っている高齢者である。そんな人ほど「被害」に遭いやすいし、根こそぎやられる。

 しかしこの場合でも、高齢者が喜んでいるのは間違いない。鼻の下の長い男がキャバレーでふんだくられるのと同じである。問題は、ぼったくりとの境界がどこにあるか難しいことである。

 したがって高齢者相手の商売を行ったときは、高齢者が死ぬまで面倒をみる。最後まで騙し続けるべきである。それが、合法詐欺氏の責任である。
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