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うまい話には、罠がある

 どんな場合でも、みんなが遊んで暮らせる世の中など絶対にない

 前回まで、「無税国家」について述べた。
 無税国家になると、素晴らしい社会が実現すると思うかもしれない。消費税を上げなくても、金はたんまりあって、若者の将来は安泰である。日本政府がこの先、いくら借金しても大丈夫だという。

 しかし何か怪しい。ほんとにそれでいいのか。
 じつは、ひとつ大きな落とし穴がある。それは、日本だけが世界の中に単独であるのではないという、しごく当たり前の事実である。世の中は、我々日本人だけで、成り立ってはいない。

 すなわち、日本人みんながお金持ちになると、日本にあるお金の量がとんでもなく増えてしまう。日本に莫大なお金が溜まるとどうなるか。お金の価値が変わる。つまり、日本円が外国通貨に比べ、極端に安くなってしまう。

 そうなると、外国からエネルギーや資源を買うのに、バカ高いお金を払わなければならない。いくら高くても、資源も食料もない日本は、外国から購入しなければ生きていけない。いま製造業の主役である外国人研修生も雇えない。

 あるいは、いくらお金を持っていても、もっと欲しいと思う人がいる。そんな欲ボケは、外国へお金を持ち出し、博打(投資)しようとする。勝てばいいがたいてい負ける。そうなると、日本のお金はどんどん流出する。
 お金が無くなって、外国から資源や食糧を買えなくなると、日本は干乾しになる。


 もっとも、それ以上にいいものを作って外国に売ればいい。そして、自分でできることはできるだけ自分でやる。もちろん自前のエネルギー(高速増殖炉)は、確実に確保する。

 何のことはない、これまでと同じように働けばいいのである。そして、労働力人口が減っていくこれからは全員が働く。1億2000万総活躍である。生活保護や年金などと言っている場合ではない。ましてニートや引きこもりなど言語道断である。「被害者ビジネス」は、世の中に価値をもたらさない。
 どんな場合でも、みんなが遊んで暮らせる世の中など絶対にない
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