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7つのムダから3つのムダ

 3つのムダのうち、「動作のムダ」は一番わかりにくい

 トヨタでは昔から「7つのムダ」が挙げられている。

(1).つくりすぎのムダ(今すぐいらないものを、つくってしまうこと)
(2).在庫のムダ
(3).運搬のムダ
(4).加工のムダ
(5).手待ちのムダ
(6).動作のムダ
(7).不良を作るムダ

 ただ、7つもあると覚えるのが大変である。私のような高齢者は絶対に記憶できない。

 そこでいまは、この7つを「3つのムダ」に集約している。

(1)停滞のムダ
(2)運搬のムダ
(3)動作のムダ

  の3つである。3つなら高齢者でも、(苦労すれば)なんとか覚えておくことができる。

 この3つのうち「停滞のムダ」は、モノに着目している。
 工場の中で、モノが動かない、仕掛品が多いということはそれだけでムダを誘発する。工場見学では、仕掛品の状態でその会社のレベルを、簡易的に計ることができる。

 「運搬のムダ」、「動作のムダ」は、ヒトに着目している。
 「運搬のムダ」はすぐわかる。おもに人が何かを運んでいる。ときには自動で運ぶ場合もある。いくら自動だろうが、運送屋でない限り「運搬」でお金はもらえない。

 わかりにくいのが、「動作のムダ」である。仕事をしている人は、他人に忙しいと思ってもらいたい。だからどの人も、仕事しているときは、いかにも忙しそうである。動きは遅くないし、サボっているわけではない。本人はきわめて真剣である。普通に見ていたのではムダかどうかわからない。じつはそこに お化けがいる。
 企業の管理者は、そのお化けを見分ける力を養う必要がある。
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