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車掌の喫煙

 会社がイメージアップのためにやったことは、「従業員満足」の対極にある

 JR東海で、20代の男性車掌が、走行中の東海道新幹線で電子たばこを吸っていたことがわかり、問題になっている。5月2日、車両後方の運転室内で「喫煙」中、同僚に発見され、通報されたそうだ。JR東海では乗務中の喫煙を禁止しているため、「処分も含めて厳正に対処する」と言っている。
 このニュースはヤフーのトップニュースになっただけでなく、5日夕方7時のNHKテレビでも放送していた。

 たしかに、業務規定に違反したことは間違いない。それなりの処分(叱責程度)は必要である。

 だが、このニュースを聞いた多くの人は、「なぜこんなことがニュースになるのか」と思ったであろう。新幹線どころか、一昔前は航空機の中でさえ、みなプカプカやっていた。タバコ(電子タバコ)を吸ったくらいで、どれほどの支障があるのか。他に事情があるならともかく、こんなことで制裁されたらたまったものではない。

 おそらくJR東海としては、「うちの会社はこれだけ厳格にやっています」といいたいのであろうか。煙草や原発にしても、イメージだけで徹底的に排除しようとする風潮は恐ろしい。それにしても、これだけニュースとして取り上げられれば、如何にもこの社員が悪人のように印象付けられてしまう。
 これは、「従業員満足」の対極にある。

 もちろん、処分を受ける社員が「モンスター」だったのなら、話はまったく違う。
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