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地磁気の逆転

 われわれ地球人は、きわめて微妙な空間環境に支えられている

 地球の磁場を「地磁気」と呼ぶ。地磁気は、地球内部核の対流、太陽活動、地殻の活動など、地球環境の変動に応じ刻々と変化を続けている。

 そしてこの地磁気は、われわれが生きていくうえで大きな役割を果たしている。図のように、宇宙空間に広がった地球磁場は、太陽から放出された高エネルギー粒子(太陽風)の影響で、太陽と逆側に吹き流された形をしている。この地球磁場が支配する領域を磁気圏といい、地球は高エネルギー粒子の放射線に直接さらされずに済んでいる。

       地磁気逆転気象庁HPより

 その地場の強さが、減少を続けている。少なくとも最近200年間で10%減っている。このまま地磁気がなくなるかわからないが、何らかの異変がおきていることは間違いない。

 地球磁場の歴史の中では、いつも磁石のN極が北極方面を指していたわけではない。磁極が入れ替わる地球磁場の逆転が、この360万年の間に11回もあったことがわかっている。最も新しい逆転は78万年前だから、今その渦中にあると考えてもおかしくない。その変化は、あるとき急に起こる。
 そうなると地磁気が逆転する数年間~数千年の間、地球は強烈な放射線にさらされる。原発事故何万回分にもなる。われわれ地球生物の生命は、きわめて微妙な紙一重の空間環境に支えられているのである。

 そしてこの変化に対して人類が生き延びるためには、放射線に強い遺伝子を持った子孫を残す必要がある。年間100ミリSV程度ではまだまだ弱い。
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