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九州の大地震

 良寛のような心境に到達するまでには、まだまだ日本人の修行は足らない

 熊本の地震が止まらない。
 14日に続き16日未明に起こったほうが、最初の震度7のものに比べて20倍ものエネルギーがあり、その「本震」での死者の方が多い。しかもこれに触発され、大分まで地震が発生している。活断層がドミノ倒しになって、日本列島を縦断すると脅す人もいる。さっそく「放射脳」患者は、原発を止めろと騒ぎ出した。

 恐ろしいのは、地震に対する常識がひっくり返ってしまったことである。
 日本にいると年に数回、体に感じる地震を体験する。これまでは、「地震は最初の揺れが一番強い」という常識によって、最初の揺れが収まった段階で、それ以上強いのはこないと思い安心していた。これが覆されると、常に恐怖のどん底にいなければならない。
 そのため現地では、ショックで亡くなった人もいると聞く。 
         
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 しかし、日本ではこのような災害は必ず発生する。それも思ってもいなかったところである。過去の阪神淡路や東北大震災、今回の熊本もそうである。我々は、一生のうち一度も災害に遭わないほうが幸運だと思ったほうが良い(時の政権によっては死者の数が大幅に増えることはある)。地震以外に、台風、洪水、大津波、噴火、地滑り、豪雪、雪崩、竜巻、干ばつ、冷夏、地盤沈下、北朝鮮暴発・・など数え上げたらきりがない。隕石衝突、地磁気逆転、太陽異常、ゴジラ襲撃など、これまで想定していなかった災害が起こる可能性もある。

 したがって我々は、常に災害に遭うことを考えていなければならない。
 個人では、破壊されてもすぐ回復できるような、シンプルな住まいづくりを行っておく。行政では、過去のしがらみを払拭し、人口減少のためのまちづくりである。これらは災害が起こってからでは遅い。

                良寛様

 ほんとは良寛のように「災難に遭う時節には、災難に遭うがよく候。」という心境に到達したい。だがここに至るまでには、まだまだ日本人の修行は足らない。
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