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NIMBYでもいいことがある

 このような抵抗がなければ、日本中すべての子供が入れるまで、保育園をつくっていた

 「施設の必要性は認めるが、自らの居住地域には建てないでくれ」などと主張し、建設や誘致の反対運動することを、NIMBY(Not In My Back Yard)という。原発や沖縄基地だけでなく、廃棄物処分場、下水処理場、食肉処理場、石油などの備蓄基地、火葬場、グループホーム、精神病院など、何でもありである。

 先日は、千葉県で4月に開園予定だった私立保育園が「子どもの声でうるさくなる」などと近隣住民から反対されて建設を断念した。東京都の調査では、子供の声がうるさいという近隣住民の苦情は、70%の保育園で発生しているという。
 「保育園落ちた死ね」という輩と、目くそ鼻くその争いである。
 もちろん世間の声は、「子供の声がうるさい」と騒ぐジジ・ババに対してのほうが、冷たく厳しい。

      たそがれのうば桜 H28.4.09

 しかし世の中の風当たりにもめげず、NIMBYを主張している高齢者には、もう少しがんばってもらいたい。おかげで、無制限に保育園が増殖していくのだけは食い止めることができそうだからである(保育園の需要増大と、最近梅毒患者が増えたことの因果関係もあるはず)。

 このような抵抗がなければ、日本中すべての子供が入れるまで、保育園をつくり続ける異常なことになっていた。なにしろ日本の政策は、一旦始めたら止まらない。これまでの大学や病院の増設をみたらわかる。
 さもしい民主主義NIMBYにも、いいことがある。
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