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放射脳患者につける薬

 人々は昔からほんとの恐怖には目をそむけている

 Asukaさんという人が、4月6日にこんなツィッターを発信し、評判になっているという。

≪日本国
昔からこんな国だった。
1970年「有機水銀はただちに健康に影響は無い」→水俣病
1980年「アスベストはただちに健康に影響は無い」→アスベスト問題
1985年「非加熱製剤はただちに健康に影響は無い」→薬害エイズ
2011年「放射性物質はただちに健康に影響は無い」→今ココ≫

 何でもかんでも放射線のせいに結び付ける「放射脳」患者が、なかなか減らない。患者の病は直さなければならない。
 そこでこんなのを紹介したい。どう考えても、こっちの方が一般に信じられていた。

≪日本国
昔からこんな国だった。
1970年「ダイオキシンは史上最大の猛毒である」
1980年「PCBと水銀で海が汚染され魚がいなくなる」
1985年「不治の病エイズで人類が滅びる」
1999年「恐怖の大王があらわれ世界が滅亡する」
2011年「放射能でがんが多発、奇形児だらけになる」≫

 その他に「環境ホルモン」、「砂漠化」、「オゾン層破壊」、「鳥インフルエンザ」、「エボラ出血熱」などが騒がれ、いまにも人類の終焉が迫っていると思った人は多いのではないか。

        悪霊の憑いた放射脳患者のお祓い

 しかしほんとに怖いのは、大隕石の衝突や地磁気の消滅・変換、気候変動、人類増による核戦争などである。さらにいま現実に人が死んでいるのは、飢飢や細菌・ウィルスによる病気、貧困による殺戮・自殺である。人類がアッという間にいなくなってしまう本物のリスクは、他にいくらでもある。

 これらは、チマチマした放射能なんかより、はるかに深刻で現実的である。がんなどというのは、長生きする人のぜいたく病である。日本だけでなく世界は、昔からほんとの恐怖には目をそむけている。
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