FC2ブログ
RSS

弱者か恫喝か

 問題なのは、「弱者」を名乗る人々に対し、それだけで恐れ入ってしまう人が多いことである

 ≪東京電力福島第1原発事故の避難者らが東電や国を相手取り慰謝料など損害賠償を求める集団訴訟が、18都道府県の20地裁・支部で31件あることが、全国の弁護団への取材で分かった。原告総数は1万2539人で、請求総額は少なくとも1132億円に上る。今後も、裁判外での和解が成立せず訴訟に発展するケースが出てくるとみられる。3月6日毎日新聞より≫

 大まかに、一人1000万円近い請求金額である。
 ただ先日のプライムニュースによると、避難区域から避難している家族に対して、4人家族で1.1億円から1.6億円が、すでに支払われている。一人10万円/月の生活保障に加え、財物補償、住居確保、さらに帰還困難地域の家族には精神的被害に対する慰謝料として、2800万円も支給されている。これまで6兆円払ったということは、国民一人あたりじつに6万円も負担していることになる。避難が長引けば、この金額は膨れ上がる。

 これでもまだ足りないらしく、件の毎日新聞によると、
 ≪強制避難者は、不動産などへの賠償や1人月10万円の精神的賠償を東電から受け取ったが「古里や地域コミュニティーを失ったことへの賠償が考慮されていない」などと主張≫している。さらに、
 ≪自主避難者らは、東電からの賠償が1人最大72万円に過ぎないことから「低線量被ばくによる健康被害への不安があり、避難には合理的理由がある」などと訴える。≫

 これだけみると、弱者の名を借りた恐喝ではないかと思えてくる。よく言って、強請り・タカリである。仕事のない弁護士が、ビジネスチャンスを広げようと、手ぐすね引いていると考えてもいいであろう。

 とくに自主避難というのは、客観的なリスクがないのに、思い込みだけで逃げた人たちである。なかには九州まで避難することによって、中国や韓国の原発汚染にさらされることになった人もいる。そっちのリスクの方が大きいのだから、請求は中・韓にすべきである。

 一方で、このニュースに対するコメントの中で
 ≪こう言う事態になると、原告の一部が優雅な暮らしをしているとか、高級乗用車を購入したとかを熱心に報道する新聞や雑誌があり、果てにはテレビでの発言も出て来ます。セカンドオピニオンを大事にして一部の報道を鵜呑みにしてはイケマセン。≫
という声もある。

 問題なのは、「弱者」を名乗る人々に対しては、それだけで恐れ入ってしまい、ほんとのことを追求する人がいなくなってしまうことである。ほんとに弱者なのか、あるいは弁護士とつるんだ強請り・タカリなのか。

 他人事にして、金さえ払えばいいのではない。厭なことに目をそむけず、じっくり調べ考えてみる必要がある。
スポンサーサイト



トラックバック
トラックバック送信先 :