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人口問題

 少子化は、生きている人の権利を優先した日本民主主義の最大失敗である

 いまや少子化が、日本最大の社会問題である。
 歴史的に人口問題は、世界情勢に大きくかかわってきた。人口が増えた国は侵略を繰り返し、減った国はやられる。

 明治維新の時に3300万人だった日本人口は、維新後、大正~昭和にかけて年率1%以上の割合で増えていった。多いときは、毎年7~80万人増えた。
 耕地面積は増えてないので、そのままだと多くの食いっぱぐれが出る。そこで、海外移民で凌ごうとアメリカ西海岸やハワイへ移民。白人からの差別(黄禍論)で締め出されると、つぎにブラジル、満州へと移民圧力が高まっていった。
 それでも大東亜戦争開始時までに、国内人口は8300万人まで膨れ上がっていた。あのときの「1億火の玉」というスローガンは、併合した台湾と朝鮮を含めた人口である。

 人口増でにっちもさっちもいかないところへ、欧米諸国からの経済制裁が始まる。窮鼠猫を噛まざるを得ない。
 後は周知のとおりである。コテンパンにやられた日本は、貧乏を我慢するしかない。

       ひな人形集合 H28.2.6

 その後は、世界人口がどんどん増えていった。
 日本でも、戦後しばらくは人口増が続く。とくにベビーブームの3年間、毎年200万人以上出産した。さらに死亡率の減少で、人口増は政治的にも大きな問題となった。緑の革命による食糧増産がなければ、確実に第3次世界大戦がおこり、人類の大半は滅亡していた。

 そこで日本は、必死に人口増を抑える。ベビーブームのあと優生保護法が成立し、毎年100~200万人も堕胎する時代が続く。失われた命は、数千万人。団塊ジュニア世代以後も、「子供は2人まで」という認識が蔓延した。将来の世代より、いま生きている人の権利を優先してしまったためである。人口減は、個人にとっては天国である

 その報いが今現れている。
 合計特殊出生率は、2.0を下回り1.2~1.5を低迷するはめになった。どこでどう間違えたのか。人口減は避けられなくなっている。日本民主主義の最大の失敗である。

 国力が衰退し、周辺諸国の膨張圧力が高まるのは必然である。侵略を防ぐため、地方の強化と核武装は避けられない。
 人口減少の日本が他国を侵略するなど、逆立ちしてもあり得ない。
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