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効果的な投資を考える (ものづくり補助金の季節④)

 キツネと狸の騙し合いに、巻き込まれないような気配りが必要

 投資に対し補助金がつくと、太っ腹になりがちである。販促支援のためのホームページなど、一気に何十万円もかけてしまう。こんなものは、ある程度自分で作ったほうが、持続できるし効果的に運用できる。大ざっぱになって、あとで後悔する人は多い。

 機械設備の投資も同じ。
 機能重視の機械製品を提供する事業者にとって、大型で見栄えの良い製品ほど利益はある。だから補助金制度があると、これ幸いと「最新型」のモデルを売り出す。

 ただし、それを導入する企業にとってのコストパフォーマンスは悪い。たとえばある製造会社では、製造段階でできた異物を除去するのに、わざわざ大金を出して専用機を製作していた。改善の余地はいくらでもあり、とてもそれが最善だとは思えない。どう考えても、簡易的な設備や冶工具で同じ機能を満たすことができる。そのほうがはるかに有利である。

 それでは設備を販売する事業者の利益は薄くなる。設備メーカーにすれば、顧客企業が補助金制度を活用して、大盤振る舞いをしてもらいたい。
 こんなキツネと狸の騙し合いに、巻き込まれないような気配りが必要である。
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