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国会議員の「失言」

 問題発言を委縮してしまったら、まともな主張ができなくなる

 いま、アメリカの大統領候補、共和党のトランプ氏と、民主党のサンダース氏、いずれも「暴言」で支持率を上げている。

 トランプ氏は、ニューヨークで行った出馬表明の演説で「メキシコ人は、米国に麻薬や犯罪を持ち込む」「彼らは婦女暴行犯だ」「私が大統領になれば国境に万里の長城を築く」と言い放った。
 その他、
 「ひとたび北朝鮮金正恩が、核の運搬手段を持てば、米国は核を使用する」
 「サウジアラビアは1日に数十億ドル(数千億円)を稼いでいても、何か問題が発生したら米国の軍隊が解決しないといけない」と述べた後、「韓国もそうだ。彼らは(米国で)数十億ドルを稼いでいく。韓国は狂っている」と述べた。

 またサンダース氏は、トランプ氏とは真逆のリベラル・社会主義者といってもよい。格差是正、巨大金融機関の解体、大学の無料化を訴えるので、貧困層、中間層にはウケがいい。しかし、実現不可能なことばかり並べる。

        ブタ

 日本の政治家はどうか。大統領候補者ではないとしても、「問題発言」のスケールが違う。
 最近では、
 先日の丸川環境大臣の放射能1㎜Svが沈静化したと思ったら、今度は丸山議員の「大統領が奴隷」発言がやり玉に挙がっている。その他にも、マスコミによって問題視された議員(とくに自民党議員)の発言はいくらでもある。

 たしかに、議員として品がないものもある。それに当たり障りのないことだけ言っていれば、波風立たない。

 だがそんなことを言っていたら、なにも問題提起ができず、日本中がゆで蛙になる。「問題発言」にしろ、言っていることは概ね間違いない(日本がアメリカの51番目の州になって大統領を出すというのは、面白い発想ではないか)。間違っていたとしても、発言した人をよってたかってつぶそうとする。この風潮はなんともファシズム的である。 
 日本の「暴言」政治家も、簡単に謝罪せず、もっと打たれ強くならなければならない。
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