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企業の目的と人生の目的

 国民主権・基本的人権の「主体」のなかで、いま生きている人はほんの一部にすぎない

 昨日書いた、「検査の目的」は、①お客に不良品を渡さない、②工程の異常を発見し不良の発生を繰り返さないこと、であった。言い換えれば、①いまのお客に喜んでもらう、②将来のお客に喜んでもらうこと、である。
 このことは、企業経営における最大の目的である。

 これは、人生にもつながる。
 私の考える人生の目的は、①いま生きている「生」を楽しむこと、②子孫を残すこと(子孫にいい人生をプレゼントする)の2つである。

 どちらも大切である。それでも重要性は、後者の方がはるかに大きい。 

 だが現行憲法は、①いま生きている「生」を楽しむことばかりが優先され、将来の世代の幸福をないがしろにしている。国民主権、基本的人権、平和主義を誤解し、まさに、自分だけ、いまさえよければいいと言う、民主主義の陥穽である。
 欠陥だらけの日本国憲法の、最大の欠陥である。

 国民や人権は、いま現在生きている人だけのものではない。これまで営々と築き上げてきた世代、そして無限につづく未来世代。いま生きている人たちより、いない人のほうがはるかに多い。それを、ほんの一握りの今の人だけで決めるのは、なんとも傲慢である。
 このことは、政治が高齢者の票で左右されていることと同じである。

 きっちりと主体を明らかにしないと、ほんものの「国民主権」、「基本的人権」は成り立たない。
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