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まち・ひと・しごと創世(27年11月18日)

 一点突破で行こう。ひとつがうまくいけば、他はついてくる

 いま国は「まち・ひと・しごと創生法」に基づき、50年後に1億人程度の人口を維持することを目指している。将来展望を示した「長期ビジョン」を策定し、今後5か年の政府の目標、施策の基本的方向性や施策を示した「総合戦略」を作った。
 各自治体も国の総合戦略をベースに、「地方版総合戦略」を定める必要がある。

 わが福井県も、9月に「ふくい創世・人口減少対策戦略」(素案)というものを発表している。

 その基本戦略は5つ

 ①結婚・出産の促進
 ②U・Iターンの促進
 ③ローカル産業、観光
 ④元気なまちの形成
 ⑤幸福な暮らしの維持
    だという。

 いつもながら、総花的な感は否めない。リチャード・ルメルトは、「良い戦略・悪い戦略」の中で、およそ次のようなことを述べている。
 『寄せ集めの戦略は、間違った戦略であることの最たる例である。その大きな過ちは、それら項目の間に矛盾するものがあったり、ヒト・モノ・カネを奪い合う結果、折り合いがつかないものがあるからである。』

 さいわい福井の戦略5項目は、互いに矛盾するものはない。というより、5項目ともほとんど同じ、若者の活性化に関係することばかりである。だが担当が異なれば、ヒト・モノ・カネを奪い合い、実現のための資源が乏しくなる。

 それなら一点突破で行こう。一つがうまくいけば、他はついてくる。
 たとえば、「出産の促進」である。これを達成するには、男と若い女性の出会いが必要である。そのためのいろんな事業、イベントを行う。多少のハレンチ行為は大目に見よう。
 ここまで思い切れるかどうか。あちこちで子供ができれば、②~⑤は、何もしなくても成り立つ。そして若くない女性は、黙っていても活性化している。

 ただ1点突破の本命は、なんといっても「しごと」であろう。③ローカル産業・観光だ。地域産業の生産性が上がり、若者が老人年金以上の所得を得られるようにならなければ、すべて夢で終わる。
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