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何でもできる(27年11月16日)

  できないことも時間をかければ必ずできる

 「何でもできる、使える」という技術がある。汎用性が高く、いろんなことに応用できそうなものである。これらは、ある一つの応用がダメになっても、他のいろんな分野に展開できる。

 しかし、この「何でもできる」というのは曲者である。ある技術が製品となり、実際に顧客に購入してもらえるようになるまでには、ふつう多くの困難に直面する。その場合、その技術で何でもできるなら、少しの困難に突き当たっても、すぐ違う道に進んでしまう。逃げ道がたくさん用意されていれば、安易な道を選ぶのは人情である。

 そうなると、当初の目的はいつの何か消えてしまい、安易な方に流れる。開発・研究に携わっているものとしては自然である。そうなると、大した成果が得られないまま、その技術に代わる新しい技術が出てくる。

 これは、設備や人材でも同じである。何でもできる設備は、ある目的のために造られた設備には太刀打ちできないし、何でもできる人は結局人生に迷う。これを器用貧乏という。
 したがって当初の開発は、執念を持って進めるほうがいい。 
 できないことをあきらめる必要はない。できないことでも時間をかければ必ずできる。できるまでやる。継続は力である。

 それでも、新しいことの90%以上は必ず失敗する。人類はその失敗の積み重ねで進歩してきたのである。
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