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もんじゅ廃止勧告(27年11月6日)

 熱湯を浴びせなければ、ゆでガエルだらけの日本原子力研究開発機構は再生しない
 この無能さ怠惰さは、原子力規制委員会・規制庁にこそあてはまる


≪機器点検をめぐり管理ミスが続発している高速増殖炉もんじゅ(敦賀市)について、原子力規制委員会は昨日の定例会合で、廃炉を含め抜本的な見直しを文部科学省に突き付けた。11月5日福井新聞ニュースより≫

 日本原子力研究開発機構にはもんじゅの運営能力がない、と規制委員会が判断したということである。私も同じように、機構のあまりの無能さには、苛々していた。もんじゅは、1995年にナトリウム漏れ事故、2010年には炉内落下事故が発生。その後、大量の機器点検漏れの発覚、管理ミスなどが続発している。

 しかし私は、そんなことで能力がないと考えるのではない。
 外部から見ていても、とにかく事故の処理が遅い。いくら難しい技術であるといっても、尋常でない遅さである。あまりにも事故後の対応が遅いから、再稼働ができない。その結果必要な失敗の蓄積が疎かになる。初めての技術で、事故がないほうがおかしい。もっと失敗を重ねなければノウハウが身につかない。

 失敗を恐れ過ぎるため、必要でないところに、余計な手間ばかりかける。規則で縛りすぎるから、点検漏れが発生する。それでも機構には、危機意識が感じられない。事故を恐れるあまり、やらない理由ばかり並べる。どうでもいいことを、こねくり回しているようにしか見えない。

 これではやる気がないと見なされて当然である。私も機構には、意欲のない人間ばかりが、うじゃうじゃしているように思える。何でもいいから、定年まで理屈をこねていればいいと考えているのであろう。組織はそんな人間はいらない。8割は解雇すべきである。どんな組織にも、2割ぐらい意欲のある人材がいる。その人だけで充分である。

 高速増殖炉開発に意欲的な人は大勢いる。人手がなかったら、日本中から集めればいい。いまの機構の半分の人件費で、はるかに優秀な人材が集まる。これくらい熱湯を浴びせなければ、ゆでガエル(タコか?)の日本原子力研究開発機構は再生しない。

       タコ 2匹 
            
 そしてこの無能さ怠惰さは、もんじゅや原発の規制を行っている原子力規制委員会・規制庁にこそあてはまる。日本に50基ある原発のうち、まだ1基しか稼働していない。電力会社は必死で安全対策を施しているのに、規制委員会は何もしていないのと同じである。
 まさに彼らこそ責任を放棄し、原子炉の寿命が尽きるのをじっと待っている。そのため、じわじわと国力が失われている。

 すなわちもんじゅが動かないのは、周囲も含め、できない理屈を発見するのがうまい昼行燈がやっているからである。
 もちろん、そのことと開発の必要性とはまったく異なる。もんじゅや原発の開発は、絶対に続けなければならない。それこそ、我々が人である証である。
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