FC2ブログ
RSS

ハロウィン大騒動(27年11月2日)

 ハロウィンをきっかけに日本は発展途上国に逆戻りする

 ハロウィン騒動がやっと終わった。1月ほど前から、あれほどメディアで取り上げていれば、ブームが起こらないほうが不思議である。福井県内のあちこちでも、子供たちの仮装やお菓子配りが見られた。
  
 仕掛け人は誰か知らないが、みごとなものである。クリスマスに始まり、バレンタインディ、ホワイトディ、そしてこのハロウィンである。ここまで盛り上がり定着したら、もう後戻りできない。辞めれば、ハロウィンで儲かる人が黙ってはいない。もちろんその筆頭は電通だろう。

 ハロウィンは本来、秋の収穫を祝い、悪霊などを追い出す宗教的行事であった。現代ではとくに、アメリカの行事として定着し、本来の宗教的な意味合いはほとんどない。かぼちゃの中身をくりぬいて飾ったり、魔女やお化けに仮装し、近くの家々を訪れてお菓子をもらったりする。そういえば何年か前、日本人の子供がアメリカでお菓子を貰いに民家を訪問し、住民に銃殺される事件があった。

 それが都会での大騒ぎを見る限り、子供の祭りではなくなってきた。いい年をした大人が、変装してバカ騒ぎしている。バカ騒ぎだけならいいが、交通渋滞や大ゲンカ、あげくに街中を飲み食いのゴミで埋め尽くす。これはみっともない。

 4~50年前も、クリスマスイブには、街中に安酒の酔っぱらいが溢れかえっていた。あのとき、たばこ吸殻のポイ捨ては当たり前で、長距離列車に乗れば食事時間のあと弁当殻で足の踏み場もなかった。まさに今の途上国である。
 そんな、街中にごみがあふれる光景がなくなったのは、日本が豊かになり、衣食足って礼節を知ってきたからである。

 だが、いまや不景気が続き、貧乏人が増えてきたからであろうか。ハロウィンをきっかけに日本は発展途上国に逆戻りする。 
 いくら貧乏になっても、礼節だけは保ってほしい。それがなくなれば、日本の誇るものが何もなくなる。
スポンサーサイト



トラックバック
トラックバック送信先 :