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連合の活動はこれでいいのか(27年10月24日)

 いまのままでは、労働組合はおかしな思想の持ち主ばかりになって、ますます国民からかい離していく

 21日のフジTVプライムニュースでは、新しく連合会長に選出された神津里季生氏と山口二郎氏(法政大教授)がゲストとして、労働運動と組織の改革や参院選の戦略などについて意見を述べていた。労組組織率が17.5%に落ち込む中で、新会長の神津里季生氏がどんな方針で臨むのかが注目されていた。
 この番組では最後の視聴者の質問が面白い。司会者が言いにくいことを、単刀直入にずばり表現するからである。

 21日は公務員の労働組合員からのメール質問で、
 「毎月1000円もの組合費を取られているのに、連合は組合のことより安保などの政治運動ばかりしている。賃上げなど、もっと組合員にメリットのある行動をとってほしい。」 というものであった。

 これに対し神津連合会長は、
 「連合は、社会を根底から変えていくための活動も必要で、そのためには政治闘争も必要だ。」 と答えていた。

 しかし組合員にとっては、今年の安保闘争などは労働運動と全くかけ離れていると思うだろう。たとえ闘争に勝っても、賃上げにはまったく結びつかない。
 さらに、安保論議は国論を分ける問題だけに、労働組合員といえども連合の意見に与しているわけではない。今回も、新安保に反対でない組合員は、連合やSEALSなどのばかばかしい騒ぎに、ほとほと嫌気がさしたに違いない。専属の連合組合員やSEALSのごとく、特定の思想に凝り固まっていたり、世間知らず常識はずれの行動は、組合員であっても辟易する。良識ある大人なら、彼らを支持するどころか迷惑に思う。
 それでも神津連合会長は、今後も政治闘争を辞めないという。

 したがってこれからの労働組合は、いっそう組織率が下がるだけでなく、変質狂的な思想の持ち主ばかりになるであろう。ますます国民からかい離し、雲の上で自分たちの世界に閉じこもっていく。目に見えるようである(大企業に寄生する労働貴族集団など、ないほうがいいのだが)。
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