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3本の矢に期待するな(27年9月29日)

 いかなる施策が出ようとも、強い経済をつくるのは、個々の企業だけである

 アベノミクス3本の矢で最後の、「規制緩和でビジネスを自由にする成長戦略」が、道半ばである。そこで先日24日の記者会見では、今後経済に注力するとして、「新3本の矢」を披露した。①希望を生み出す強い経済、②夢を紡ぐ子育て支援、③安心につながる社会保障、という3項目である。
 抽象的でピンとこないが、役所のことだから関連付けた施策が続々出てくるのであろう。

 しかし、いかなる施策が出てこようとも、それで経済がよくなるわけではない。強い日本経済をつくるのは、個々の企業である。とくに中小企業が強くなければならない。どんな施策でも、企業がきちんと受け止めなければ、「糠に釘」のように腐ってしまう。腐った釘の混じった糠など、使い物にならない。

 企業が強くなるには、自分たちで新しいものを作り上げていくという気概が必要である。本当に改革しなければならないのは、企業自身である。改革の方向が見えないといって、政府を批判しても始まらない。今ある環境を最大に利用すべきである。国に頼ってばかりいる企業は弱い。そしてこんな日本にも、まだまだ元気な企業家はたくさんいる。

 政府に期待したいのは、ややこしい施策ばかりとらないことである。国会議員の定数を半減し、新しい法律をつくらない。とりあえず、いま国ができる最善の経済対策は、2017年度に予定されている消費増税を廃止することである。
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