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孫子の兵法と集団自衛(27年9月14日)

 集団的自衛権を行使しなければ、50兆円に毎年10%拡大する軍事費が必要になる

 いまや中国の軍事力は日本の10倍である(中国の人権費は日本の1/3以下で軍事予算は少なくとも3倍)。孫子の兵法(故に用兵の法は、十なれば則ちこれを囲み、五なれば則ちこれを攻め、倍すれば則ちこれを分かち・・)によれば、中国はこの兵力差になったら必ず周辺に侵攻する。現にいま、東・南シナ海での拡大を続けている。
 
 10倍もの兵力差があれば、日本単独では防衛できない。仕方がないので米軍に協力を仰ぐ。たとえば日本海で、中国軍10に対し、日本軍5に米軍5で対峙するとしよう。

 私が中国軍の指揮官なら、日本軍は見向きもしないで、まず米軍を叩く。日本軍は「専守防衛」に縛られ、自らが攻撃されない限り反撃できないからである。10対5なら中国軍が勝つ。米軍を殲滅させた後、10の中国軍は5の戦力しかない日本軍に牙をむける。これでは、日本軍に勝ち目はない。これも孫子の兵法である。
 すなわち集団的自衛権を行使しない限り、兵力の少ない日本軍は必ず負ける。

 現行の法律のままでは、日本は中国軍に対抗するために、いまの10倍の50兆円の軍事費を使わなければならない。税収のほとんどすべてである。しかも毎年10%以上拡大する。こんな軍拡競争と、集団的自衛の権利を使うのと、どちらが現実的か。バカでない限り明らかであろう。

 また孫子は、『上兵は謀を伐つ。其の次ぎは交を伐つ。その次は兵を伐つ。』と述べている。つまり、戦いでもっとも重要なのは、敵国の計画を破ること、つぎに敵国と友好国との同盟関係を断ち切ることである。いずれも、まさにいま中国が実践している。
 その策謀に乗ってはいけない。
 
 いまのままでは必ず、中国発の戦争は起こる。そう考える以外に、中国が日本の10倍もの戦力をもち、さらに拡大している説明がつかない。したがって戦争を起こさないためには、集団で守ることが絶対に必要なのである。
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