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増大する外国人観光客(27年8月26日)

 観光立国が成功するかは、トラブルにならないような訪問外国人を創造できるかによる

 今年に入って、訪日外国人客が増大している。日本政府観光局の19日発表1~7月累計の訪日客数は、推計で前年同期比46.9%増の1105万8300人となった。もちろん過去最高であり、年間1341万人の昨年を確実に上回る。2000万人突破も見えてきた。国別の来日者数では、中国、韓国、台湾の3か国合わせ707万人で、全体の64%を占めている。
 それに伴って、今年上半期のサービス収支も、前年同時期に比べ6200億円改善した(まだ8700億円赤字だが)。

 ちなみに2014年度、外国人観光客の多い国は、フランス(8400万人)、アメリカ(7500万人)、スペイン(6500万人)で、日本は22番目である。日本の人口世界ランキングは、10番目であるから、まだまだ余力がある。10番目というと、ロシアやメキシコあたりで、3000万人の観光客を受け入れている。日本がこれらの国より少ないのはおかしい。

 ただ、旅行者一人あたり消費金額が多いのは、アメリカ(28万円)で、フランス(8万円)、スペイン(12万円)などのヨーロッパ諸国は割と少ない。ヨーロッパは、陸続きの近隣からの旅行者が多いためであろう。日本は、18万円でアメリカにくらべたらまだ少ない。もっともアメリカが高いのは、マカオ(40万円)と同じ、カジノで稼いでいるからだと思われる。一人当たり金額は、まあまあではないか。

         奈良山辺の道 H27.3.21撮影

 問題は受け入れ能力である。今後日本で、今の2倍近くも外国人を受け入れることができるであろうか。ホテルや輸送もそうであるが、観光地によっては、すでに日本人よりも多い。習慣の違いによるトラブルも起きている。

 したがって今後の課題は、日本国内での受け入れ態勢を整えると同時に、如何に訪日外国人にトラブルにならないようにしてもらうかである。まさに、ドラッカーの言う「顧客の創造」が必要になる。
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