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原発維持に1兆4000億円(27年8月18日)

 維持管理だけでこんな金のかかる原発は廃止すべきだという理屈は破たんしている

 今朝の福井新聞1面トップに、見出しの記事(原発維持に1兆4000億円)が大きく掲載されていた。昨年度稼働していなかった原発の維持・管理費に電力9社合計で、1兆4000億円使ったという。原発の原価は固定費(運転してもしなくてもかかる経費)がほとんどだから当たり前である。もちろん各社は、これを電気料金に転嫁している。火力発電の燃料費も増え、さらに電気料金の上昇につながる。

 すなわち原発が停止している間、その維持費に加え、その分数兆円もの化石燃料費がかかる。電力会社は地域独占であるため、かかった費用をいくらでも電気代に上乗せできる。FIT(固定価格買取)による上乗せが加わると、もう無視できない金額になる。それは我々が払う。そのお金はどこへ流れていくのであろうか。

 日本経済に貢献していないのだけはわかる。いまおよそ50基の原発が止まっている。1基当たり年間ざっと1000億円の売り上げで、稼働率を70%とすれば、3.5兆円・・・・・。バカらしくて、計算する気にもなれないが、膨大な国富が失われているのだけは事実である。

 何度も言う。原発は金がかかるといっても、そのお金はほとんど国民に落ちる。しかし、化石燃料費や太陽光パネルの代金は、すべて外国へ流れていく。日本がどんどん貧乏になっている。化石燃料による大量の死者も発生している。

 すなわち、維持管理だけでこんな金のかかる原発は廃止すべきだというのなら、まるで反対である。廃炉にすればもっと金がかかる。電気料金は何倍にも膨らむだろう。結果日本経済が破たんすれば、何千万人もの死者が出る。
 こんな当たり前のことに気が付かないで、一つ覚えに「反原発」を叫んでいる集団は、まさに「暴走レミング」にしかみえない。
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